四谷のホテルニューオータニにある、綺麗な日本庭園。そこに、滝と池があって、鯉がたくさんいます。錦鯉。鯉について調べると、錦鯉は日本で生まれたものだそうです。原産は、中国。灰色の原種は、いかにも泥の中にいそうなお魚です。
どんな環境にも適合しやすいお魚。改良を加えられた錦鯉は体高が高く、もともとの灰色ぽい種類はメリハリなく長い体。江戸時代の鯉の絵を見ると、そんな感じ。
国立博物館に、水墨画の登竜門の絵があり、口がおおきくて印象的です。よかったら。
登竜門は、鯉が滝を登って、龍になるという中国の昔の話からでた言葉です。。。
これは、江戸時代のだれかの絵を元にしてます。ロンドンで買ってきた「Haiku」という俳句の英訳と江戸時代の浮世絵とかが見開きに載ってる本でした。
ロスとかロンドンに行くと、日本の昔の絵の大型本(よく高級リゾートのロビーとかマンハッタンのアパートの玄関とか、においてありげな)がたくさん売っていて、しかも大抵、”SALE”・・・そこまで売れないんでしょうねぇ、安いので、たくさん買いこんで参考にしてます。
エラの横のひれの付き方が独特。
目が大きいのか小さいのか。。鯉のぼりとかでもデザイン化されているのでそういうのを参考に。
ひげは2本です。口は上唇が堅く1本気な感じで。
うろこは、悩みどころですね。リアルに描くというより、錦の模様を墨をボタッとおとして誤魔化しましょう。
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