とんぼ – 水墨画の描き方

Dragonfly sumi-e

こんにちは。

トンボは漢字で「蜻蛉」ですね。ところが、蜻蛉日記は、カゲロウ日記と読みます。調べてみると、蜻蛉日記は、陽炎日記、「カギロウ=はかない」という意味だそうです。

平安の昔、「カギロフ日記なるものを・・・」という箇所の漢字として、蜻蛉を当ててしまったそうです。。

言葉も時間とともにはかない存在です。

1.眼と口

眼は想像以上に大きいです。口も結構大きい。噛まれると痛い。

2.胴体

眼の後ろに、一度くびれてついています。これも大きい。
眼よりもだいぶ盛り上がって描くと雰囲気がでます

3.羽

羽は胴体の後ろに付いてます。
止まっているときは、結構胴体の上に付いているイメージで。
羽の前の部分に、補強材のような筋があります。
羽は先端から根元に向かって描きます。
筆先は尖らせず、指で押しつぶします。
紙に筆が付いたら一呼吸くらいしてから払う。胴体の上部分を目掛けて。
羽先が少し濃くなります。僕はヘリコプターをイメージしてます。

4.尾

枝を描くのと同じ技法です。

5.脚

胴体と眼の間から出ています。
フラミンゴとかトキのような一度後ろに曲がるような脚ですね。