水墨画とは

ローカル グローバル パーソナル

Charactors2 パリのマーケティング大家カプフェレの著作、「ブランドマーケティングの再創造」に、「ローカルに考え、グローバルに行動する」という一句がある。サーチエコノミー(ザ サーチ グーグルが世界を変える、ジョン・バッテル)な現在、ローカルなメーカー(有形無形に関わらず)は、グローバルな市場進出のチャンスである。サーチエコノミー上でも、土地は動かせない。ローカルオリジナルは、オンリーな商品、世界市場で勝負する時期。

インターネットにまつわる社会変革の予想は、必ず実現する。ケータイ、ゲーム、マネー、音楽、ニュース、など数年前の未来は、数年早く現実になるのが実感だ。なぜか?ブロードバンドインフラの整備が急ピッチで進んだからである。VAN、キャプテンなどが普及しなかったインフラが今はある。これからは、動画、映像の時代が予想より早く来る。

インターネットバブルの1999年、アメリカのビジネススクールでは、E-Commerceの授業が人気だった。僕も授業を取ったが、今から考えれば単に、ブログを作る程度のモノだった。その頃のEコマースのアイデアは、新人歌手、作家を売り出すというアグリゲーター(Agregator)という概念が主だった。現実には、一般ユーザーが、サイトに辿り着けないので、失敗に終わる。そこで、Yahoo!などの人的ポータルサイトのアイデアが主流になる。日本でも2004年頃までは、ネット系ベンチャー起業の多くが、何かのポータルをやる、というのだった。

現在は、サーチ・エコノミーである。5年前からポータルは一つでいいのでは?という考えは提示されていた。ユーザーは、Yahoo!以外のポータルにアクセスするのだろうか、という疑問だ。グーグルは、検索(誰も気にとめていなかった・・・)で、ヤフーを抜きポータルになってしまった。サーチ・エコノミーでは、自社サイトへ客を誘導することすら、古くなりつつある。CGM(日本流呼称)、あるいは楽天に出店しなくても、検索されればいい。

日本は500兆円の大きな市場だけれど、60億人のうち1億人。英語表現を加えれば、どれだけチャンスが増えるのか。中国人もネットビジネスでは、全て英語で事足りる。アメリカで流行ってるものを輸入して、国内で儲ける商売より、日本のモノを輸出したほうが、はるかに刺激的。

水墨画=日本オリジナル、というマーケティング。海外の人に、どう見られているのか?どんな技法が受けるのか?自分で思ってるのと大分違う。水墨画も、何をいい作品と呼ぶのか、体系作りをしてみる。

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