Hydrangea

Hi, we have lots of hydrangea here in Tokyo, Kakigara town. This area is the old town where you can feel the five decades ago atomasphere. Few young girls but lost of active old ladies dominates 😀

So, I think neighbors have so kind mind that they enjoy us by gardening flowers on roads. In the Western world, you use ‘street’ as the name of your living area, which we don’t. We use just Kakigara town, or Ningyo town.. so we don’t have the name for the small roads for the residence area. I get across the small road, it is Ningyo town. Anyone knows what Ningyo means?? It means ‘doll’. Cool, isn’t it? In Edo era (1603- 1868,

Shogun era :D), lots of doll maidter lived in this area, that is named after. Kaikgara means ‘shell’. I guess it used to be the fisherman’s warf in Edo..

anyway, I am enjoying hydrangea all over the town in June. The image of hydrangea is directly connected to rain, umbrella, or snail.

Tips:

I try a line drawing this time. What I want to depict is the hydrangea in the soft vague humidity. It has been raining, that rain streak is very thin like silk. Imagin the purple hydrangea is popping up over the road beyond the silk rain.

First, put water and very little sumi ink into the brush, and just pain as you want.

Setal: It is sepal that you might think of petal, four squared purple coloured. Draw with thin and thick line to express the setal’s twisting

Petal: Petal of hydrangea is tiny, located at the center of the four petal. Usually you will miss to see. Just point with the top of the brush hair to depict the petal. Be careful putting too much petals. The location of petal (or small black dot) indicates to the viewers where the flower is and which direction it faces.

Leaves: Four leaves support the flower. Each leave has right angle to the neighbor leaf -> I mean leaves shape like cross when you see them from the up. The leave is knd of

thick. Draw the thick line for the leave, compared with the setal.

Frogs: Use very black sumi ink

Eyes and mouth: Just two dots and mountain shape line

Legs: It would be better that you draw from the top for the finger. Put the brush on the paper and take one breath, you would get the little round shape which should look like frog suckers.

Take care 🙂

水墨画 トンボ

1968124トンボは漢字で、蜻蛉と書きますね。ところが、蜻蛉日記は、カゲロウ日記と読みます。カゲロウとトンボ、どっちでもいいけど。。前調べた、朝顔と桔梗と同じ現象なんすねぇ。

調べてみると、蜻蛉日記は、陽炎日記、「カギロウ=はかない」という意味だそうです。蜻蛉日記についてのこの九州大学ページは面白いです。 平安の昔、「カギロフ日記なるものを・・・」という箇所の漢字として、蜻蛉を当ててしまったそうです。。

言葉は変化しますねぇ。

描き方

眼と口: 眼は想像以上に大きいです。口も結構大きい。噛まれると痛いっす。

胴体: 眼の後ろに、一度くびれてついています。これも大きい。眼よりもだいぶ盛り上がって描くと雰囲気がでます

羽: 羽は胴体の後ろに付いてます。止まっているときは、結構胴体の上に付いているイメージで。羽の前の部分に、補強材のような筋がありますねぇ。羽の先端から描くといいんjないでしょうか。その際、筆先は尖らせないで、指で押しつぶします。紙に筆が付いたら一呼吸くらいしてから払う。胴体の上部分を目掛けて。そうすると、羽先が少し濃くなって雰囲気いいかも。僕は、ヘリコプターをイメージしてます。

尾: これは枝を描くのと同じ要領で

脚: 胴体と眼の間から出ています。フラミンゴとかトキのような一度後ろに曲がるような脚ですね。

Cicada

Cicada! have you run after it with a net in hand? Cicada and beetle are
kings that kept entertaining me during summer holiday.

Cicada’s buzz is
not buzz. it is summer symphony or rain shower in woods.

Matsuo Basho,
17th haiku poet, made famous one, going like

‘Silence, Cicada’s voice,
Sorbed into rocks’ <- make sense?

Tips:

Body: Use the brush body so that you can get vague gradation naturally. It gives the cicada body color.

Eyes: The eyes of cicada is located on the edge of the body (or face). Make it the most black sumi ink.

Wings: Each cicada has different color wing. Some has dark brown one and some has trasparent one. I like to depict very soft thin wing here. Put very light sumi ink on the brush and draw softly.

Legs: black and thin

Cicada lives only seven days after the emergence. Before that it keeps sleeping seven years in the earth. wow

水墨画 水仙

1968124

人形町界隈は、花がたくさん咲いています。いつもいろいろな花が咲いているのですが、この冬一番早く咲いたのが、水仙でした。

というか、水仙、名前だけ知っていて実物初めてみました・・・hhh

く見ると、ひとつの茎に6つ花が咲いてます。白い花の真ん中に黄色にこれも花びらなんすかね。

白い花は、水墨画にとって大問題ス。墨を塗っては、白く、薄い花びらに見えないし、かといって線描くのもあまり面白くない。

水仙は、3週間くらい咲いてましたか。最初は、花びらがあまり開いておらず、しっかりピンッとしてます。それがダンダン開き気味に、花も皺が寄ってきます。

開いてる花を描けば、それを見た人は、老成、ベテラン、時の流れといったものを感じ、閉じてる花には、未来、若さ、瑞々しさを感じるんじゃないか、という推測のもと花を描くと面白いです。

水仙

墨で薄い花びら、白い色、要はティッシュペーパーをどう描くか、結局花びらの先っぽだけを描いて、中抜きしてみました。それと黄色い部分は、真っ黒く、回りの花びらの白をコントラストで目立たせるように。

花びらは、筆を寝かせます。自分で十分と思ってる以上に寝かせるのがコツかも。筆が紙について、一呼吸おいて、筆を払います。真ん中は何も描かないで、見る人の想像に任せちゃいましょう。そのために、筆をもう払っちゃう。結構、スピード感をもって。筆を紙につけてひと呼吸、そして素早く払う。薄い質感はあまり出ないかもしれませんが、それは今回は捨てます。

真横から見てる花びらは、筆の側面でサッと。これも中心部まで描かないで

真ん中の黄色い部分は、思いきり黒くして。真横の部分は、稲荷寿司みたいな感じで。斜めの花は、2筆で

葉っぱも、筆を紙と水平になるくらい寝かせて描きます。葉っぱの先は丸めて。

水仙は、会社に行く途中のこんな花壇に咲いてました。身の回りに題材はたくさんあるもんですねぇ

1968124

 

素朴美の系譜 松濤美術館

南天棒 雲水托鉢双幅の模写

[見れた絵]

白隠 達磨: アイラインを濃く引いているところが、コントラストの参考になります。白隠さんが描いたと言われる絵は、墨が水ぽい。。なので、墨が黒い部分はとくに黒くみえます。ただ、上唇の山型部分も黒く引いてあるのが不思議。なんで髭を濃く描かないで、唇の形を線で黒く描くんでしょうか 

白隠(花園大学白隠学研究所) 福禄寿: コーンヘッドじゃん。自由ですよねぇ。見るたびに(あっ本とかで・・)、型にはまりかけてる自分を救いだしてくれます。絵も仕事も、「型」を築くのはキツいと思うのですが、「型」から解放されるのも難しいですよねぇ。組織の型、伝統の型、ブログ文章の型、過剰適合してしまってると困ります

南天棒 雲水托鉢双幅: これも自由ですよねぇ。

かるかや : 教科書のページに描いた落書きのと同じ、昔の人が描いていた絵をやっぱり見たい。今見れる絵、その解説って、「十五代将軍の持ちもの」だから「凄い」という感じで、公式記録ぽいものを辿ってますよね。だから、昔の絵というと堅苦しいイメージあるけど、この「ユルい」絵展覧会は、なんか気軽でよかった。。「この眼の表現が・・・」とか「笑うでもなく、悲しむでもない。おぉ、あなたは半跏思惟なんとか像(神の雫の第六の使者)」みたいな感じで解説してる人に迫られると、こっちも「うーむ。確かにこの指の表現ただならぬ・・・」みたいに身構えちゃって、どうも疲れるっす。自分の感受性が弱いんすかね。

仙涯 蝦子和尚 : この絵が今回のユル度、イチバン。これは勇気でます。この絵について美術史的価値とか述べるのは難儀な仕事だと思われます。

[いちばんよかった絵]

棟方志功 萬華枝図 : 絵の左半分が文字で埋められていて、「萬華枝」と大きく書かれています。なるほど、こんなに字大きくていいんだぁーって思いました。

カタログ : 1200円安い!矢島新先生の解説によれば、『ユルい絵』とは、「リアリズムのみを目標としない大らかな具象画(p.96)」ということです。絵のことを調べていると必ず出てくる記述に「近代以前、絵画は発注に応える職業的な画家がリアルに描くもので、一般に絵を鑑賞する習慣は一般人にはなかった」という感じのものがあります。どーなんでしょう。やっぱりそうなんでしょうか。。藁ぶき屋根の下に、絵は飾る雰囲気は想像つかんし。その想像も、どこかで見た時代劇の影響かもしれないですし・・・

この展示会では、この『ユルい絵』を「素朴」という表現を使っています。僕が素朴なアートという言葉で思い出すは、南米を放浪していたときよく見かけたインディオアートです。昔のインベーダーゲームのような文様が織り込まれた毛布や、2次元的な絵画たち、大体16世紀とかに作られたものという解説が付けられていました。それを、見ていやぁツマランなぁっと思ったことを覚えています。なんか単純すぎて深みがないっていうんでしょうか・・・

それと比べると、今回の展示会でみた『ユルい』素朴画は、確かに面白かった。なんでかーと考えてみると、おそらく顔に表情があり、手足も動いているからだと思います。インディオアートは素朴でもパターン化がすごくて、あんまり表情が読み取れませんでした。ナスカ絵なんかも、省略の美は感じましたが、ユーモラスな感じはしないです。そこいくと、仙涯の蛭子和尚は、落書きみたいですが、表情があって面白いっ!別にこの絵の価値を堅苦しく述べる必要はないですが、オモロイことはオモシロイ。

洋画で表情があって面白いのはなにかあるか思い浮かべると、交響楽団を描いたやつ(画家名は忘れました)、ブリューゲルの農民生活を描いたものなんかは、オモロイですね。洛中洛外図のようなものって、細かく描かれている人物をジーッと見てしまいます。ブリューゲルや交響楽の絵なんかも、一人一人の表情や体の動きを見てしまいます。僕が、昔の絵でよく見るのは、歩いているとき腕と足の同じ側が出ているかをよく見てしまいます。右足がでているときに右手も前にでてるように描かれてるかどうか。これって現代人と逆ですよね。でも、子供がボールを投げようとすると、右手で投げるときに右足を出したりしますよね。あと、武術では右で打ち込むときは右足が前にでます。

カタログで、矢島先生は、「周辺文化であった日本美術は、自ら原理原則を生み出すことは少なかった(p.129)」と語っています。日本のアートを調べると、どうしてもこの周辺、周縁という言葉にあたります。周辺という言葉には、リアクション、反応、反射という意味が含まれていると思います。身の回りにもいますよね。自分からはなにもしないが、誰かが何かやりだすと反対だけする人とか。営業でも自分からは提案しないが、お客さんの言葉に肯定だけする人とか(これは効果的です)。日本の政治・経済を含めた文化、風土を考えるときには、この周辺、リアクションが大きくのしかかってきます。まー考えても意味ないんだけど・・考えると創作活動には少し意味があります

もうひとつ、自分がいつも気にかかるのが、モンスーン文化の終着点、次はないのかっ・・ということです。シルクロード、貿易風が運んでくる文化、サービスが日本の次にどこに行くのか。島国なので、どこにも行く先がないっ・・・文化を受け入れはするけど、それを伝える先がないという・・まさに周辺の周辺というロケーション。鎖国、ガラパゴス、高度に発展した文化が運び込まれるけれど、それを受け継ぐ場所がない、拡大しない、というのはもうしょうがないんすかねー?

帰りはクレープ屋さんでお茶すました

2006094


絶望ポーカー←コレ面白い

【絶望ポーカー恋愛編】

今ここに、恋愛人生を賭けて絶望ポーカーに挑む者がいる。

その男、ずたか。すでにいくつもの修羅場をくぐってきたこの男は、すでにオーラだけで会場を呑み込んでいた。その緊迫感ゆえに、彼は会場中の注目を集めていた。彼は堂々と最初のカードを引いた。

┌─┐─┐─┐─┐─┐
│結│妥│平│平│寛│
│婚│協│和│和│容│
└─┘─┘─┘─┘─┘

カードを開くと、会場はなんとも言えない空気になった。どちらかといえば全体的にはハッピーなカードに満たされていた。ヌルくてつまらないカードではある。すでに会場から帰り始めるギャラリーもいた。

ずたかは「平和」を捨てた。

彼は今の自分におおよそ満足的ではあった。しかし、どうしても「平和」だけは捨てたかったのだろう。

彼は意を決して新しいカードを引いた。

┌─┐─┐─┐─┐─┐
│結│妥│平│寛│老│
│婚│協│和│容│化│
└─┘─┘─┘─┘─┘

ブタ…

特に「寛容」を残しつつ「老化」を引いたあたりに、よくずたかの人柄が表れていた…。

人はずたかをこう呼ぶ。「諦めの男」と。
────────
【技名】
ポジティブスタートからのブタ
【スコア】
15点
────────
◆この結果URL
http://poker.hanihoh.com/r/?k=0901313wgs4983ee935f864&th=00010EE
◆絶望ポーカー
http://poker.hanihoh.com

雪舟と水墨画 千葉市立美術館

雪舟よりも、宮本武蔵の水墨画は、センスがいい!

というか、自分の好みに近いんですね。とにかく、ハシから描く。あまり描かない。

見れた絵

宮本武蔵:竹雀図、布袋図、翡翠図、いちばんよかったぁ

あと、牧谿 「老子図」 ⇒ 鼻毛老子 ⇒本に載ってんで、見れて嬉しかったけど、まぁどーでもいいすかねぇ。。 

雪村周継も見れた。この辺は、本に載ってたのが見れてよかったっす。という感じですね。

結局見れて嬉しい水墨画なんて、市販の本に紹介されてるものを再認識しとるだけか。。。その本自体も、今見れる、残ってる水墨画を紹介してるだけだよなー。そんな本に洗脳されて、水墨画展があるというと、イソイソ出掛けて喜んどるという。

という観点も忘れずにいろよ、と自分自身に思いつつ

見てると素直にオモロクて、楽しんではいます

それより

地元、千葉市立美術館・・・知らなかった・・・存在。。遠いと思って千葉駅からバス乗ったら近いじゃん。千葉劇場のウラ。

千葉劇場?!懐かしい・・・土曜の午後、一人孤独そうな映画好き青年が、TOKYO JOEを見に入っていきました。かつての自分。なんかシブい映画見て、親不孝通りのDROPS RECORDで輸入盤買うのがシブいと思いこんでた日々。

なんか、商店街の街頭にも、タペストリーが下げてあって、外国みたいっす。

そのあと、久々 長州ラーメン行った。高校時代毎週行ってた。そのとき、見習いだった人が今店長なんだよなぁ。チャーハン(ナルト入り)頼んでワクワクしてたんだけど、チョイ新人ぽい人が鍋持った時点であきらめ。。やはり・・・だったけど、、それでもOKっす。

ラスベガスの日々 CES2009サムソン墨絵ギャラリー

Samsumiラスベガスに来てます。CESというテレビとかパソコンの見本市に参加しています。
液晶テレビを持っている方もいるでしょう。テレビは薄く、より高精度になっていますね。こうなってくると絵を撮った写真と同じ。
サムソンという韓国の電機メーカーをご存じの方はいらっしゃいますか?日本ではあまり売ってませんが、この見本市では一番大きな場所でテレビを何台も展示していました。
そこで、見つけたのが、この水墨画ギャラリーです。これは、薄型テレビを利用したアート作品なんですね。時間とともに、色がついてカラーになります。

Sparrow Ink Drawing

Hi there.

Sparrows are very popoular here, but I haven’t known much about them. You pay few attention things common around you. They have brown color feather which I haven’t seen cute in childhood.

My reminds of sparrow is small, chattering, hopping and black spot on cheak. These four points compose the sparrow for me. If you share at least one of the impressions that I have, and I can depict my brain image on paper, this sparrow ink drawing would succeed.

Tips:

Head: The ink is not so black. The brush must lies until the table horizontal line. The top of the hair would touch the first on paper and draw back little like five mili-centimeter, then the whole hair touch the paper. The shape of the brush goes to the shape of sparrow’s head. The gradation of the brush goes to the gradation of the head. The round shape of head looks like the kid sparrow.

Wash the brush and put very black ink on it, squeeze water out

Eye: The positon of eye is the center of the bay of the round head you dipict first. Sparrow’s eye positions in the dark hair because of defense against the attack. In sumi-e drawing, the pursuit of reality would hide the eye in black ink sea in this case. We draw the south sphere of eye.

Beak: Continuouslly, the beak drawing. You need the brush twist around (or turn around??), I mean you hold the brush like when you use a fountain pen. The beak positions the first touch point of head.

Black spot: This is the most black part of sparrow drawing. The positon of spot is the most important part as well, in order for your sumi-e paiting to look like sparrow. The tip for it is that the base line of the spot must the same position of the head. The base of the spot separetes the head from the body.

Wash the brush. Put very light ink and squeeze the top the hair of brush to make it flat.

Body: The round stroke would give the light white feather. The breast position must be curved with this part.

Wash the brush. Put black ink and squeeze the hair to make it flat.

Feather: One of the failure reason for the sparrow ink drawing is too long and big feather. The feather can be 2 cm shorter than what you thought before starting to draw. 2 storkes is enough for the feather. Take breathe when the hair of the brsuh touch the paper and then sweep out. That generates gradation of feather. Sweep with quick.

Wash the brush. Put black ink and squeeze the hair to make it flat.

Tail: The tail is short as well. Sweep out stroke. The tail does  not need connect with the body.

Wash the brush. Put very black ink and squeeze thte water out of the hair.

Legs: To keep sparrow cute, the legs don’t need the reality. The starting point to draw the leg is the white body line. The light ink and this time black ink will be blurred, the moment of which I love ! The back nail might be omitted. Please reference the below video and explanation photo. and if you have question, ask me thru facebook, twitter or youtube, etc.

水墨画の描き方 スズメ(雀)

 スズメ(雀)といえば、茶色、頬の黒い斑点、小さい、ピョンピョン跳ねてる、、なんてことを思い出します。「雀」って字は、「小と鳥」が重なってできてるぽいし、コトリなイメージです。(白川静「字統」で調べたら、やはりそうでした。因みに「じゃく」と読んで、子供の頃好きだった桂枝雀とか思い浮かべますが、マージャン(麻雀)のジャンでもあります。(敬省略))水墨画を描くときも、それを頭に浮かべながら描くといいですね。

 ところが、スズメってマジマジと見たことがないので、実際どこがどうなってるのか、わかりません。。そこで、とりあえずアトリエ前の道でボーっとスズメがエサをつついているのを眺めつつ、写真を撮ってみました。

水墨画、スズメで最初に思い出すのは、可翁や宮本武蔵の雀と竹でしょうか。竹と雀、、自分の周りにはなかなかない組み合わせです。。結構、痩せていて鋭い雀です。それと、正面から描くと、鋭くて恐いです

都会のスズメは、そんな鋭くないですね。都会の鍛えられ方は、禁欲的でなくて、よりよいものをつかむ欲に対して鋭くなっています。

描き方

頭:中くらいの墨、筆はほぼ机と平行に倒して、筆先をまず紙につけ、少し筆を引いてから、筆全体を紙につけます。少し、半円を描くような動き。頭は、丸に近いほど、カワイく、子供のスズメぽくなります。あまり流線型にならないほうが、スズメぽいかも。

筆を洗って、濃い墨を、筆先は堅く、絞ります

目:半円を描く感じで動かした筆の跡と、最初に筆が紙に付いた尖がり部分の間の丸い湾のような空間に目を描きます。ホントのスズメの目は、黒い部分にあるのですが、水墨画だと黒い上に黒い目だとわからないくなるので、下半分だけの目を描きこむことにしちゃいます。

目の真ん中は、白く残しても、黒く塗りつぶしてもどちらでもOK。黒く塗りつぶすと、黒目が大きいかわいい感じになります。

くちばし:そのままの筆で、くちばしを。一番最初に筆が紙に付いた場所に、三角形なくちばしを。上の辺、下の辺、大体120度以上広げて、短く描きます。つぶれた三角形な感じ。

斑点:くちばしが終わったら、そのまま斑点を。ここは、とにかく黒く。コツは、頭の終わりと斑点の終わる位置は直線上で同じになることです。斑点の場所は、何回も描くうちに、ここがいいなってというポイントが紙から浮かび上がってきます。

筆を洗います。墨はちょい濃いめ。墨をつけたら、筆先を指で広げて、さらに毛の先っぽを指でつぶして、毛先を平らにします。

羽根:羽根は胴体に格納されている、胴体の上にのっかってる感じ。なので、あまり大きく(幅も長さも)ならないよう。まずは、中の羽根を、2回で。筆を紙に付けて、ひと呼吸。それから、スピード感持って、払いましょう。羽根の後ろから、頭の方へ描いたほうが雰囲気がでると思います。続いて、切り羽。これも2回で。先っぽが窄まって、格納感がでてるといいと思います。羽根は自分が最初描きだそうと思った場所より1センチほど手前で、長さも2センチほど手前で終わらせるくらいの短さ、といった心持でちょうどよいと思います。軽く払う、スピード感を大事に。

筆を洗って、毛先を平らにします。薄い墨をつけて

胴体:軽く半円、小さな下半円を描くように胴体の輪郭を描きます。スズメも胸がありますから、胸は少し張った感じで、切り羽のちょっと先に向かって。描き出しは、斑点のちょっと下側からでいいと思います。切り羽に向かう最後の部分は、少し色が入ってもいいです。

筆を洗って、毛先をまた平らに。墨を少しつけます

尾羽:尾羽もあまり長くないほうが、スズメぽいかと思います。尾羽の先から手前に払う感じで。これも、筆が紙についたら、一呼吸ついて、払います。そうすると、尾羽の先が濃くて、次第に薄くなるグラデーションが綺麗にでます。スピード感が大事です。また、尾羽の描き終わりが、胴体とつながってる必要もないです。むしろ、手前で終わらせて、あとは目の錯覚、脳の働きで、つながってるように見せるほうがシンプルでよいと思います

筆を洗って、目を描いたのと同じくらい、濃い墨、堅く絞った筆を

脚:鳥の脚は、近くで見るとかなりしっかり、ちょっとグロテスクな感じもします。でも、リアルに描かないほうが、かわいい感じになります。脚の描き始める場所は、胴体の毛と交わるところにして、墨が滲むようにしましょう!薄い墨の水分が乾かないうちに、濃い墨を載せて滲んじゃう感じが水墨画を描いていて一番好きな瞬間なんですねー。ちょっと後ろめ、お尻に近いほうについてるとバランスがとれます。奥の脚は、指の部分だけでもいいと思います。指も前3本だけで、後ろはたまに省略してもヨカです。

ここまでできたら、木の枝か、エサでも描いて、スズメがどこにいるのか描いてあげるといいと思います。描く部署が多いと、スズメがどんどん膨らみます。思った以上に小さく、短く、軽く、コンパクトに描いてみましょー

描き方の動画