日本舞踊 松の緑 

Cool! Cerulean Nogakudo @zutaka dancing! on Twitpic

日舞のおさらい会 in 能楽堂 セルリアン 
松の緑、踊ってみました・・ REI HASEGAWA先生が撮ってくれた写真はこちら

舞台は立派で格好ええ。。

松の緑の歌詞はこんな感じ

「今年より 千度迎ふる 春ごとに なおも深めに松の緑か 禿の名ある 双葉の色に
大夫の風の吹き通ふ 松の位の 外八文字 派手を見せたる 蹴出し妻 よふ似た松の根上がりも 一つ囲いの籬にもるる 廓は根引きの 別世界 世々の誠と 裏表 比べごしなる 筒井筒 振分け髪もいつしかに 老いとなるまで末広を 開き初めたる 名こそ祝せめ」

この歌詞がなんと、松の成長と廓の遊女(映画さくらんの世界でありんす)の成長をかけたダブルミーニング!艶っぽい。

「松の位」てのが、遊女の最高位。横綱。さくらんの土屋アンナ。「禿」は、「かむろ」って読んで、廓にいる幼ない女の子。さくらんで言えば、きく葉。成長して「松の位」=「太夫」になれたら。。

一番艶ぽい歌詞は、「一つの囲いの籬にもるる」だそうですぅ。振りでは、扇子で松?=みどり?を指すんですね。一緒に寝ようっていう。。。お江戸はいいなぁ。

蹴出し妻・・・よく浮世絵見ると着物の裾がはだけて(肌蹴て、って書くんすね(奮)、中の派手な下着(とでもいう感じの)が見えてますよね。あれらしいっす。

松の根上がり・・・浜松の根上がり松の写真 。これを太夫の着物姿に例えて言うならわしがあったかは不明どす。

根引き・・・身請けすることでありんす。

踊りながら、なに言ってんのかなぁと思ってた・・・

「日本舞踊 松の緑 」への1件のフィードバック

  1. 志村さん、写真さまになってますね[E:sun][E:sun]
    素敵です。
    P.S.日程のご連絡まってます。

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