アメリカ・ヨーロッパ オンライン配信の動向Joost Babelgum veoh

Joost、Gyaoは放送の発展型、veoh、babelgumは、オンライン文化の発展型だ。オンデマンドといっても、放送発展型はストーリミング方式、オンデマンドなのは企業が選んだチャンネルを押すか押さないかという行為に制限される。veohは、検索型だ。

オンラインのオンデマンド文化は、無数にあるコンテンツを自分の好みで選択することにある。選択の完全自由だ。一方、放送業界の考えるオンデマンドは、多チャンネルだが、チャンネル編成はあくまで企業体にある。

グーグル、RSS、がオンラインに散在するコンテンツを検索、自分好みに組み替える楽しみを消費者に教えてしまった。Joostは現在とても評判になっているが、今後はveohなどのオンライン・オンデマンド型が成長するだろう。

■Joost

スカイプ創業者2名が開発。バイアコム、CBS、李嘉成、などが40億ドルを出資。

2007年5月1日ベータ版開始。当初からソニー、ユニリーバなど、広告クライアント30社がついた。広告料金は米国配信が3ヶ月で5万ドル、世界配信は10万ドル。(International Herald Tribune 2007427日 New online TV service gets blue-chip sponsors

6CEOに元CISCOを招聘

■veoh:元ディズニーCEO、泣く子もだまるマイケル・アイズナーがディズニーを辞めて最初に投資した会社。

■Babelgum: ヨーロッパで始めて成功したIPTV、FastWebの創業者が運営。

■Reever:投稿ビデオの最後に広告がつく。広告収入は、投稿者とシェアし、アーティスト育成のインフラを目指している。

■Grouper:ソニーピクチャーズが買収した

■eyeVioアイビオ 07年4月27日動画共有サイトを開始した。

■NBCUとFOXの共同配信サイト 07年3月22日、8月以降共同でテレビ番組、映画を無料配信するサイトを立ち上げる、と発表した。6月、開始は9月に延期

■Japilo:番組取引市場サイト。